
2024.04.18(Thu) - 04.21(Sun)
陶芸家・出縄俊策展 「NOSTALGHIA」
遠い日、遠い一日
いかに燃えつきんとするのか 言葉のごとくに
– Andrei Tarkovsky
丹沢山の懐に工房を構え、山を開き窯を築き、野を歩き粘土を採る。
毎日、沢の水を汲み、薪を割り、土を作る。
朝日を見ながらロクロを挽くと、土の塊からキラキラと光りながら作品が生まれてくると言う。
ー 水と土と火、光と闇
その営みは出縄さんが敬愛するタルコフスキーの美しい詩的映像の世界そのものだな、と何か腑に落ちた。
陰影を纏った作品の美しさ、素朴さと強さはそんな日々を写し出しています。
日々の器たちと花器、茶器、酒器など、窯出ししたばかりの新作約 250点が並びます。
きっとお気に入りの一点が見つかると思います。
はじまりのこの季節、生活に温もりの土の器を是非どうぞ。
◎同時開催
輪島応援/復興祈念企画「百年のお椀プロジェクト」
TE HANDEL home&galleryと大磯駅前店 platform では輪島塗りの木地工房四十沢木材工芸の器、輪島の地酒や物産が並ぶ他、鎌倉彫後藤久慶によります百年前の輪島の椀木地に彫刻をし、貴重な朱の粉と国産で仕上げたお椀を展示販売いたします。
※お椀製作に必要な経費を除いた、期間中の能登の物品販売の売り上げはすべて能登、輪島の製造者、生産者の方々にお渡しします。
※当日は会場にて出縄俊策氏の盃で輪島のお酒をお楽しみ頂けます。
※ TE HANDELのお茶とお菓子のご用意もございます。
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